人の運送をする小型船舶の船長になるには?
人の運送をするために必要な免許
旅客船や遊漁船など人の運送をする小型船舶の船長になろうとする場合には、小型船舶操縦士免許と併せて、特定操縦免許が必要です。
特定操縦免許は、小型船舶操縦者としての業務を行うに当たり必要となる海難発生時における措置、救命設備等に関する「小型旅客安全講習」の受講をすることによって取得することができます。(受講後に、運輸局等に免許の申請をすることは必要です。)
この講習は小型船舶操縦士免許取得前でも受講することができます。
すでに特定操縦免許を有している人
「小型旅客安全講習」の受講をしていないにもかかわらず、すでに特定操縦免許を有している場合があります。
それは平成15年6月以前に免許を取得した方です。
免許証の資格欄に「特定」と入っている場合は、受講の必要はありません。
小型旅客安全講習とは
小型旅客安全講習とは、小型船舶操縦者としての業務を行うに当たり必要となる海難発生時における措置、救命設備等に関する講習です。
海難発生から生命維持作業の流れや救命いかだの使用方法、心肺蘇生などについて1日かけて学びます。